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空間ナビゲーション vs リンクマップ

自分が思い描くところの理想に近い空間ナビゲーションを実装してひと段落ついた。

chrome.google.com

開発に着手する前、自分はVimiumのような網羅的なリンクマップより空間ナビゲーションのほうが直感的で使いやすいと思っていた。しかし実際に使ってみると理想的なナビゲーションとなるケースでなおリンクにたどり着くまでがもどかしい。

Googleの検索結果の3件目を開くキータイプを数えると以下のようになる。

s->s->s->Enterの4タイプ

または

(s->)e->xの2から3タイプ

前者は検索結果間にノイズとなるリンクがある場合さらにタイプ数が増える。サイトによってはこのノイズのせいで目的のリンクになかなかたどり着けない。これを解決するために後者のように補助的なリンクマップ機能をつけているが緊急回避的なものである。

後者は補助的かつ限定的なリンクマップなのでこれをメインに使用するくらいならタイプ数的にも最初からVimiumを使ったほうがいい。

対してVimiumはすべてのリンクが一律に

f->x(x)の2から3タイプ

である。意図しないリンクまで網羅される点が視覚的にわずらわしかったが空間ナビゲーションがこれを超える効率でリンクを選択できるページ上の範囲はごく一部だ。

よって空間ナビゲーションがリンクマップより優れたリンクオープナーとして使うには

  • 偶然空間ナビゲーションがメインのリンクから開始されるページであり
  • そのページとそこでの使い方をユーザーが記憶しておかなければならない

という偶然とマンパワーにたよった不合理な方法によらなければならない。

というのが、このあいだまでの状況だったのだがeeeとEEEコマンドを実装したところ使用感が格段に向上した。

画面内にタグリストのようなテキストリンク集がなければeかeeですべてのリンクを網羅できるしEで外周から攻めることもできるので普段見ている過半数のサイトでもどかしさを感じることがなくなった。

Vimiumがリンクを開くためにfのあと2つのキーを読んで打たなければならないのに対して何も考えずにeを1回から数回叩いて1キー押すだけなのは思考的負担がかなり軽くて使いやすい。

かくして網羅的リンクマップより使いやすい空間ナビゲーションが、部分的リンクマップの力により一応達成された。